「運動したのに、全然痩せない!」
そう悩んでいる30代のあなたへ。もしかしたら、あなたが思っている以上に、ダイエットの鍵は「食事」にあるかもしれません。
ヨガ、ウォーキング、ジムに通うなど、一生懸命運動しているのに、なかなか体重が減らない。そんな経験はありませんか?
実は、痩せない原因の9割は食事だと言われています。
なぜ食事がダイエットの鍵を握るのか?
運動は確かに大切ですが、カロリー消費という点では、食事制限の方が大きな効果をもたらします。
食事と運動の関係について簡単に説明しますね。
日本人女性の基礎代謝低下要因3選
日本人女性における基礎代謝低下は、様々な要因が複合的に作用することで起こります。主な要因を3つに絞って解説します。
- 加齢
加齢に伴い、筋肉量が低下し、基礎代謝が低下する傾向にあります。特に女性は閉経後、ホルモンバランスの変化により代謝がさらに低下しやすくなります。 - 栄養不足
ダイエットによる過度な食事制限や、偏った食事は、筋肉量の減少を招き、基礎代謝を低下させます。特にタンパク質が不足すると、筋肉合成が阻害され、代謝が低下しやすくなります。 - 運動不足
運動不足は、筋肉量の低下だけでなく、基礎代謝の低下にも繋がります。特に現代社会では、デスクワークや座り仕事が増え、運動不足になりがちです。
これらの要因は相互に関連し合い、複合的に作用することで基礎代謝の低下を加速させます。
運動不足による筋肉量の減少
運動不足によって筋肉量が減ると、基礎代謝がさらに低下し、太りやすい体質に。
神戸大学大学院医学研究科糖尿病・内分泌内科学部門の小川渉教授らの研究グループは、動かないと筋肉の量が減少するメカニズムを世界で初めて明らかにしました。
→動かないと筋肉が減少するメカニズム
運動後の食欲増進
運動後には、食欲が増進し、ついつい食べ過ぎてしまうことがあります。
食事を見直して、効果的なダイエットを!
食事を見直すことで、運動の効果を最大限に引き出すことができます。
では次は、ダイエット時の食事の具体的な方法です。
誰も知っているダイエット時の食事方法について
タンパク質を多めに摂り、脂質は適量に、良質な脂質は健康に必要ですが、摂りすぎると太りやすくなります。
エネルギー源として炭水化物もバランス良く。摂りすぎると脂肪に変わってしまうので注意が必要です。
PFCバランス
PFCバランスとは、三大栄養素であるタンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)のバランスを食事で調整することです。このバランスを整えることで、健康的に体重を減らし、筋肉量を維持することができます。
具体的には、PFCバランスを以下の割合にすることを提案します。
脂質: 25%
炭水化物: 45%
間食の習慣
間食は、カロリーオーバーの原因になりやすいので、できるだけ控えましょう。
食事のタイミング
寝る前の食事は、太りやすいので避けましょう。
以下のメニューは、健康的なバランスのとれた1日の食事ですが、もちろん食べただけでは痩せませんのでご了承ください(^^)
適度な運動と組み合わせることで、体のラインを変えていける食事メニューです。
加工食品の摂りすぎ
加工食品には、糖質や脂質が多く含まれているため、できるだけ手作り料理を心がけましょう。
ヨガやウォーキングも効果的! 運動が全く無駄ということではありません。ヨガやウォーキングは、心身の健康維持に役立ち、代謝アップにもつながります。食事制限と運動を組み合わせることで、より効果的にダイエットを進めることができます。
まとめ
30代になって、なかなか痩せなくなったと悩んでいる方は、一度食事を見直してみましょう。運動も大切ですが、食事の改善がダイエット成功の鍵を握っているかもしれません。
「もう若くないから」「なかなか痩せないかも…」
そんな風に思っていませんか?
でも大丈夫!年齢は関係ありません。 ちょっとした食事の工夫で、体の中から変わっていくことができます。
例えば、毎日の食事に食物繊維をたっぷり摂るように心がけてみましょう。ごぼうやこんにゃくなど、お腹いっぱい食べられて満足感も得られます。また、良質な脂質を意識して摂ることも大切です。アボカドやナッツは、美容にも良いので積極的に取り入れてみましょう。
大切なのは、焦らずゆっくりと自分のペースで続けることです。小さなことから始め、少しずつ食事の習慣を変えていきましょう。きっと、「私でもできた!」という自信につながるはずです。
一緒に健康的な体を目指しましょう!
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