やってはいけないダイエット7つのこと

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「毎日ダイエットに励んでいるのに痩せない!」「科学的根拠のあるダイエット法なのに効果がない!」などとお困りの方へやってはいけないダイエット7つのことをご紹介いたします。成功した人もやってはいけない道を通りたどり着きました。特にはじめてダイエットする方には耳寄りな情報です。

 

成功者がやってきたダイエット法

ダイエット成功者には2つの捉え方があります。1つは食事制限をして短期間で成功した場合、2つめは食事改善と運動をして長期間で成功した場合です。どちらも10kg減ですが前者は3ヶ月後者は2年かけて目標に達しました。食事制限するのが嫌だったり運動が嫌いな人は2年という歳月はあまりにも過酷ですね。前者はお分かりの通り半年でリバウンドです。そんな成功者も一回でうまくいったわけではなく何度も失敗しています。失敗は成功の元と言葉があるように失敗は大事な過程です。その失敗をまとめたのが「やってはいけないダイエット7つのこと」です。ぜひ参考にしていただけると幸いです。

 

やってはいけない7つのこと—–
▶︎食事制限をしない
▶︎過度な運動はしない
▶︎宣言しない
▶︎友人と始めない
▶︎ジムに入会しない
▶︎仕事終わりに設定しない
▶︎スポーツウェアを買わない

 

▶︎食事制限をしない

ダイエットで真っ先にやりがちなのが食事制限。これが失敗の根源と言ってもいいでしょう。食事制限中にお腹が空いても我慢できるのはせいぜい1週間です。1週間を過ぎると毎日イライラし周りに当たったりして人間関係も上手くいきません。もし1ヶ月上手くいって体重が減ったとしても継続しなければ元に戻るので精神的にもリスクが高くなります。食事制限で一喜一憂できるのは体重別アスリートだけです。それ以外で体重を減らしたい場合は「食事改善」です。

食事改善のポイントは自分を知る事(基礎代謝量)です。基礎代謝量が分かれば1日に摂取できる食べ物が分かるので制限しなくてもよくなります。食事改善の大きなメリットは長く続けられる事です。今までカロリーオーバーで脂肪を蓄えてきた人は最初物足りなさを感じますが、目覚めがよかったりメリットが多いので1ヶ月程度で慣れていきます。

食事改善は甘い者でも何でも食べていいってことですか。

健康博士
健康博士

はい、食べても大丈夫です。”甘い物は太る”というのは食べ過ぎるから太るわけです。自分の基礎代謝量が分かれば後は食べる量でコントロールです。

▶︎過度な運動はしない

お腹の脂肪をなくしたいからといって腹筋回数を増やしても効果は得られません。このことから分かるように運動を過度にやっても比例して体重が減らないのでモチベーションが保てません。運動を諦めてしまう人の多くがモチベーション維持に課題が残っています。人間は苦しいことを避けるように設計されているので「苦しい運動」はまさにあてはまります。運動を続けるポイントは「1年続ける」前提でメニューと目標を立てることです。

1年続けるメニューとは具体的に何をやればいいのですか。

健康博士
健康博士

はい、お答えしますね。1ヶ月目は腹筋10回、スクワット10回、ウォーキング20分。2ヶ月目は、腹筋20回、スクワット20回、ウォーキング15分ジョギング5分、という感じです。物足りなさを感じると思いますが、運動が苦手な方は苦しくないと思うことが大事なのでスタートはこの程度です。

 

▶︎宣言しない

「今年の目標は痩せることです!」と年初に宣言をして痩せた人を見たことがありません。成功した人は宣言をする前に行動を起こすので区切りがいい日を設けていません。もし来月からダイエットを始めようと考えている方は中途半端な日にちでも明日から始めましょう。

区切りがいいとモチベーションが保ちやすい気がしますが、、、

健康博士
健康博士

運動を続けるのにモチベーションは必要ありません。メニューを決めたらその通り行動するだけです。どんな人でもモチベーションは長く続かないのでそこに頼るのはギャンブルです。淡々とメニューを行うために冷蔵庫など見えるところにメニュー表を貼っておきましょう。

 

▶︎友人と始めない

「複数人でダイエットをやったほうが競い合って結果がでる」「一人だと意思が弱いからなまけてしまう」と言った声がありますが、どちらも自分以外の人が体調不良や残業などで来れない場合「今日は休みにするか」となってしまいます。自分はやる気があったのにAさんが休みがちだったから結果が、、、と言い訳ができてしまいます。甘え要因を作らない為には一人でやることです。友人知人はあなたの体が痩せるのを応援しても変えることはできません。

夫と一緒に始めるのもだめですか。

健康博士
健康博士

現在旦那さんが運動を習慣にしている方ならいいですがどちらも始めてならオススメしません。初心者は片方が休むと両方だめになります。どうしても一緒にというなら週3トレーニングの内1回だけです。

 

▶︎仕事終わりに設定しない

仕事が終わってにジムにいく、晩御飯を食べてウォーキングをするなど仕事後に運動メニューを設定すると続きません。理由は残業や飲み会など自分でコントロールできない用事が入るからです。運動メニューを設定するのは朝です。朝は社会がまだ起きてない自分だけの時間なので運動だけでなく他作業もできます。

朝が弱いので夜がいいですがだめですか。

健康博士
健康博士

深夜に働く職業でなければ朝行ってください。朝が弱い方は就寝時間を早めると朝起きやすくなります。慣れるまで2週間程度かかりますが、早起きすると眠くなる時間が早くなるので「早起き早寝習慣」を身につけていきましょう。

 

▶︎ジムに入会しない

ジムに入会した人で体重を減らした人より体重が増えた人の割合が多いというリサーチ結果があります。6:4ではなく8:2です。ジムに入会したことでいつでも痩せられると
思い食事もつい食べ過ぎることが多くなるようです。さらに入会して3ヶ月後にはシャワーや大浴場だけ入りにいくケースも多く目的を見失っているようです。スポーツジムに入会するのは運動を習慣にできてからがいいでしょう。

もしジムに行くなら選ぶポイントを教えてください。

健康博士
健康博士

始めての方なら自宅から徒歩圏内のジムを選びましょう。トレーニング機械やスタジオトレーニングなどが豊富などで選んでも運動が習慣にないと長続きしません。

 

▶︎スポーツウェアを買わない

後戻りできないように有名ブランドウェアを揃えても家着になるパターンはよくあります。運動を始めるウェアは動きやすい格好なら何でもいいと思います。1ヶ月程度運動するとワイドでクッション性が高いシューズがいいな、ジップがついていた方が脱ぎ履ぎが簡単など自分に適した物が分かってきます。有名ブランドのスポーツウェアを買っても着心地が悪いと諦める要因になります。

もう買ってしまったんですが履かない方がいいですか。

健康博士
健康博士

買ったなら履いてください(笑)「ウェアが乾いてないから今日は運動できない」と、休む言い訳ができるので避けた方がいいというお話です。習慣になっていない人はやらない言い訳を常に巧妙に探しています。決まったウェアじゃないとモチベーションがでないからとおっしゃる方もいますので。

 

まとめ:やってはいけないダイエット7つのこと

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やってはいけないダイエット7つのことはいかがでしたか。ダイエットに失敗した人を分析すると紹介したいずれかをやっていることが多くあります。ここで一番お伝えしたいことは、甘える言い訳(逃げ道)をなくすことです。始めの1ヶ月は勢いで行動するが2ヶ月目から脱落者が増え3ヶ月目にはわずか1%しかダイエットを継続することができません。人間の言い訳を作る能力はかなり優れていて大学教授が下を巻くほどです。
以上の7つがクリアできると後はメニュー通り行うだけです。
最初の一歩を踏み出す勇気を応援しています!
「やってはいけないダイエット7つのこと」参考にしていただきましたら幸いです。